127: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/09/19(水) 04:12:48.50
誰もいない時間のようなので独り言をさせてほしい。

俺と嫁は「そろそろ子どもがいる生活にしよう」ってことで
結婚から3年目で子どもをもうけた。
生まれてきた子は嫁には言わなかったが俺希望の女の子だった。
(生まれた時は(も)大変だったがこの辺は割愛する)

俺は本当に娘を可愛がった。
家事は何も手伝わなかったが、娘を3歳までは毎晩風呂に入れた。

3歳の誕生日を迎える頃から「この子は何かある気がする」と嫁が言いだした。
はっきり言って「なに言ってんだ?!」と思い相手にしなかった。
その頃の娘はちょっと用心深いというか、汚れることに微妙な感じで
俺は波乗りを趣味にしてるんだが、車から降りて砂粒が手についただけなのに
涙をポロっと溢すような子だった… 俺は「女の子らしい」ぐらいに思ってた。
他にも今から思い起こせばってことばかりなのだが、当時の俺は嫁の言葉も
娘の同年代の子とは違う何かになにも気づいていなかったんだ。



メモ書きしたのを貼ろうとしたら怒られた・・・
必要があれば残りを昼にでも貼りに来るよ。


133: 127 2012/09/19(水) 21:09:36.05
嫁からの言葉というか訴えにも耳を傾けず、娘が抱えていた病気(熱性けいれん・
喘息)にも「子どもならありがちだろう」と楽観視していた。
これは嫁の実家は医者が多く、嫁は医療従事者ではないがそっち方面の知識もあり
子どもに何かあっても最適な対処をしていたこともあるかもしれない。
実際、医者からも嫁の子どもの具合が悪い時の対応評価は常に高かった。

幼稚園は3年制を選んだのだが、嫁は不安を一蹴してしまう俺に滅多に何も言わず
常にネットを覗き込むようになったのと、いろんな医療機関や研究所に娘を
連れて行って相談や診察を受けるようになっていた(らしい… 後に打ち明けられた)。
(この頃の嫁の行動や考えが知りたければ後述するが今は控える)
娘が4歳になる頃には、もう嫁の中では「この子には何かある」ってことが疑いから
確信に変わっていたようだが、相も変わらず俺は右から左にしていた。

嫁が何か言ってきても
「おまえの育て方が悪いんじゃない?」
「おまえの気にしすぎ」
「おまえの(ry」
どちらかというと俺は嫁に対して腹を立てていたといってもいい。
「おまえは娘を何かの病気にして楽しいのか」と言った憶えがある…

138: 127 2012/09/21(金) 00:53:49.71
幼児から小児になる頃には、娘は微妙に周囲とズレた言動や思考をするようになった。
それらについて何度も嫁から「1番困っているのはこの子! 今 この子に必要な
何かをしてやりたいから一緒に病院へ行ってほしい」と言われたが、
「おまえがこの子を洗脳したからおかしくなっているんだ!」と言い放った。

俺は面倒な言い合いや、って以前に“女に何か言われて考えを改める”がダメ・・・
親父が暴君で絶対君主の家庭で育ったため“女は格下”という思考なんだ。
おふくろが何か喋ると親父が「物知らずなくせに」とか「おまえは黙ってろ」って
家庭だったんで、それが当たり前だったんだよ。

婚約前かは忘れたが、嫁がはじめてうちに来た時に親父がいつものように
俺たち子どもの前でおふくろを怒鳴りつけた。
半べそで台所に下がったおふくろを嫁が追いかけて、おふくろの背中を黙ってさすってた。
で、帰りの車の中で嫁が「どうして誰もおかあさんに声をかけてあげないの?」と・・・
「怒られるような言動したおふくろが悪いんだから仕方がない」って答えたら
嫁は「おとうさんは会社経営してて立派だと思うけど“情”がないと思う」と言った。
俺は嫁がなにを言っているのか、正直わからなかった。
娘の話しとズレるから俺の家の話しはこれで終えるが、嫁曰く「時代ズレした家族」で
育ったんで娘のことを嫁に何か言われることが俺には生意気という風に映っていた。

「おまえがこの子を洗脳したから(ry)」発言をした時の嫁の顔を忘れられない・・・
泣きそうなような、悲しげというか、何かをあきらめたような表情だ。
それ以来、あまり嫁と娘について深い話しはしなくなったんだ。
(嫁から何もアクションをしてこなくなったという感じ)
面倒事が嫌いだったんで、嫁がなにも言ってこなくなったのは俺には幸いだった。

139: 127 2012/09/21(金) 00:56:35.91
娘が5歳の頃には、もう嫁は“子ども視点”で対応をするようになっていた。
家の中には、娘がわかりやすいように絵でいろんな指示が貼られていたし、
名刺サイズの絵カードを作っていた(いわゆるSSTを無意識に嫁はしていた)。

この間、嫁は発達障害に関して猛烈に勉強していた。
識者の勉強会や発達障害児の親のコミュニティに参加を開始していたようだった。
が、俺はそんな嫁の行動を何も知らずだったんだ。ほんと情けないよな。

小学校高学年になると、娘の周囲とズレは相当なものになっていたらしい・・・
らしい・・・というのは俺の中では「ちょっと周囲と違うだけ」と思っていたし、
「周囲と違った考え方ができる方がいい」ぐらいに感じていた。
ところが、娘は“周囲と違う自分”に悩みはじめていた(嫁からの後日説明)。
そんなある日、事件というかちょっとした騒動が起こった。

学芸会で娘のクラスは劇をすることになったのだが、その練習中に男子を怪我を負わせた。
(俺は娘の9割を嫁に任せていたので伝聞になる。俺は行事当日に行くぐらい。)
どうやら練習中に玩具刀を男子がチャンバラして遊んでたらしい。
娘にはちょいとこだわりがあって(当時の俺はほぼ何も知らなかったんだが)
授業中=勉強する時間でお喋りしたり、ふざけたりするのが許せなかったっぽい。
なので、劇の練習中にチャンバラしてふざける男子に文句を言ったんだと・・・
男子からは当然「○子(娘)ウルセーよ」だの言われて、「やめなよ!」「ウルセー」
言い合ってる中で、ある男子が「気に入らなきゃなぐれよ」と言ったらしい。
で、娘はその言葉どおりに男子から玩具刀を取り上げてなぐってしまった。
(幸い、怪我の度合いは軽くたんこぶができて流血騒ぎにはならず。)

しかし相手が悪かった・・・ 「うちの可愛い息子ちゃんに!」って母親だったんだ。




141: 127 2012/09/21(金) 14:58:08.50

この時の嫁の対応は、
 *先生から「怪我をさせた」と連絡が入る
  → 即、学校に向かう
 *保健室の先生から「大丈夫そう」と言われる
  →「それでも病院へ」と嫁が言い男子を病院へ連れて行ってもらう
 *学校から相手の親に連絡を入れるが連絡が取れなかったらしい
 *病院に嫁も同行をし、担任と一緒に怪我男子を自宅に送る
  → 相手の家には祖母がいて怪我を負った経緯説明した
  → 夜に嫁から改めて電話で連絡をさせてもらうことを言伝した

んで夜に相手の親とやっと話しができたのだが、相手親から
「仕事があるのに、怪我をさせて手間をかけさせられるなんて迷惑だ」
「これで学校を休むことになったら問題にさせてもらう」
「うちの子に怪我をさせるなんて、どんな狂犬を育てているんだ」
まあ罵り言葉をこれでもかってぐらいに言われたらしいんだな。
嫁は言いたいことを飲みこんで、相手に謝罪の言葉を繰り返してた。

その時の電話のやり取りを聞いてて電話を終えてから喧嘩になったんだ。
嫁は相手の男子親に、
 *うちの娘がボウリョクをふるい大変申し訳ないことをした
 *息子さんに怖いを思いをさせてしまった
 *息子さんが許す気持ちになるまで娘を登校させません
 (担任はボウリョクに出た娘も悪いが男子も娘を煽ったのでそこまで・・・と。)
 *許していただいても朝学級集会の場で謝罪をきちんとさせる
 *もちろん、息子さん個別にも担任に立ち会わせて頭を下げさせる
他にもあったが大体はこんな感じ。

142: 127 2012/09/21(金) 14:59:31.02

俺は「ふざけてたことを当たり前に注意して、確かにボウリョクはよくはないが
どうしてそこまで大事件かのような対処をするんだ?!」
「真面目にやってた娘が可哀想だろう」「おまえは大袈裟すぎ」ってキレた。
嫁は「どんなことがあろうとボウリョクに訴えた娘が悪い」と言って譲らない。
俺は娘ばかりに非があるような言い方をする嫁に腹を立てた。

子ども時代なんて言い争いをしたり、多少怪我をさせたりしたりだろう?
それなのに・・・っていうのが俺の言い分。
嫁の言い分は「駄目なものはダメ、善いものはいいをきっちりと教えないと
いけない。まぁ、こんなものって曖昧なことは決してよくない」と。
俺は娘に「男子ってどうしようもないよなぁー」とフォローを入れてたんだが
嫁は「相手の子はとっても怖い思いをしたんだよ。ママは○子が△男(相手男子)を
怪我させたことも悲しい。もし怪我したのが○子だったらと思うと切ないよ」
娘は「だけど△男が「やめて」って言ったのにやめてくれなかったから」とか
自分の言い分を一生懸命に訴えていた。
それでも嫁は娘の言い分を汲まずに「ボウリョクは絶対にダメ」と言い続けてた。
この事件の時も俺は嫁の考えが理解できなかった。

この事件の前、中学年(3・4年生)頃から娘は浮きはじめてたんだけれど、
嫁は出来事を滅多に俺に言わなかったし、娘も・・・ってか、実はこの頃の俺は
家庭を顧みてなかったというか、家のことすべてが鬱陶しくて外で遊んでた。
たまーに嫁から何か言われても「今テレビ観てんのがわからない?」とか言って
嫁との会話をしたくなかったんだ。
だが上記の件はさすがに怪我をさせたということで話だけは聞いた。

143: 127 2012/09/21(金) 15:00:51.34
娘には熱性けいれん・喘息などがあったため、総合病院で診てもらってたんだが
そこの小児科には《こどもの発達相談》みたいなものが週1の午後だけあり、
親大学病院から発達関連の専門医が来ていたらしかった。
嫁は幼稚園の頃から、そこで相談をしていたんだと。
どんなに「明確に何かある訳ではないようですよ」と言われても月1で診せてた。

ボウリョク沙汰を起こした時期の前後に、その病院に心療内科が設置された。
嫁は罹りつけの小児科医に頼み込んで娘のカルテを心療内科につくって
月に1~2回ほど連れて行っていたようだ。
娘には「心にある思いのたけをこれでもか!と喋る時間」と称してね。
俺は娘からそれを説明されたこともあるが「ふぅーん」と適当に相槌打ってた。

俺は知らなかったが、小学4年の時に嫁は娘に抱えてる特性を打ち明けてた。
それも(今だから言えるが)とても娘にわかりやすく説明をしてて
小学生の娘も自然に「そうなんだぁー」と言える内容。
(ごめん・・・ この説明方法を書くと身バレしそうなんで秘密にさせてくれ。)

発達障害は治らない病気というか、先天的なものらしいな・・・
俺はいまだに発達障害というものに懐疑的であり、理解しきれてないんだよね。
だが嫁は娘に「医学は毎日進歩している。いつか○子のための特効薬ができる!」
そう励まし続け、既往症持ちなため薬を毎日飲み続ける必要性を説いてる。
娘「どうして他の子は薬を飲まないのに自分だけ?」
 → 嫁「必要だから」
娘「他の子ができること(理解できること)が自分はできない?」
 → 嫁「1発目から出来ることはない。できる(わかる)ように工夫をしよう」
娘「みんなと同じになりたい・・・」
 → 嫁「ママはオリジナル○子だけがママの子で嬉しんだけど」
娘「どうして、こんな風(発達障害持ち)に産んだの?」
 → 嫁「それなんだけどママもそれ謎なんだよね。一緒に解明する?」
俺は娘と嫁の上記のやり取りを目にするたびに「アホだ・・・」と思っていたし、
子どもなんて適当に相手していればいいのに、家事よりも娘を最優先する嫁に
「お前は主婦だろう?」と怒鳴りつけたり厭味を言ったりしてた。
(言い訳になるけど娘を邪険にはしてないよ。可愛がっていました。)

144: 127 2012/09/21(金) 15:02:13.47
嫁は娘のセーフティネット(と言うのか?)を3重ぐらい敷いている。
そして周囲に娘の発達障害を隠さない。
かといって囲い込んで娘を箱入りにもしていない。
「駄目なものはダメ。善いものはいい。」を今も変わらずに貫いているんだ。

娘は今高校生です。
小学生の一場面だけでもこれだけ長くなってしまってスレを占領する形になって
本当に申し訳ない・・・ ごめんな。
もっと書きたいことや、俺の懺悔を山ほどしたいんだがこれで終えるよ。

質問があれば答えたいと思います。
毎晩は来れないし、身バレするような部分には答えられないけど・・・
なんか思うようにまとめられないなかったな。すまん。
以上です。


147: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/09/21(金) 17:24:53.00
>>142
子供にも嫁にも見向きもしなかったくせに
そういう時だけ怒るって何?
世間体か?
クソ親父だな。

146: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/09/21(金) 17:17:37.51
何を言いたいのかさっぱり分からん。

148: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/09/21(金) 20:09:28.44
>>146
子供の障害に気づかず、一人でつらいめに合わせた嫁さんごめんなさい。
障害に気づいてやれず、娘よごめんなさい。ってことだろ。

149: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/09/21(金) 20:35:20.76
俺も嫁が息子の発達障害を疑ってたのを「お前は悲観的すぎる。これくらい普通」
とか言って障害を認めようとしなかったから気持ちはわからんでもない。
でも結局小1の時嫁が専門医連れてってADHDと自閉傾向の診断が下りたから
認めざるを得なかった。

>>144の娘は専門医に見せても「明確に何かある訳ではないようですよ」と
言われてたなら発達障害じゃないか、ギリギリボーダーの超軽度なんじゃ?
うちの息子は空気読めないしキレると行動の制御ができなくて
手が出ることもあるが、障害の程度は軽く投薬の必要はないと言われた。
それでも低学年で診断が下りたわけだから、
小学生で診断も下りてないなら発達障害じゃないんじゃないか?

151: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/09/21(金) 23:36:42.08
俺の息子は3歳で診断された、嫁は泣いてたな。
俺も一人になるとさすがに泣いたわ。
将来何かに成功し裕福になる事もなく、恋愛する事もないだろうな。
未来が閉ざされてるとまで言わないが、かなり狭められてる。

ちゃんと産んで(俺が産んだ訳じゃないが)あげれなかった事がすごく申し訳ない











引用元: 子供が障害者 Part.2