343: 名無しさん@おーぷん 2017/05/15(月)21:59:31 ID:twe
小学4年生の頃、夢を見た。
夢の中の私は2歳か3歳くらいで、祖母の運転する車の助手席に座っていた。
車が次第に不規則に左右に蛇行しだし、幼心に不思議に思い横を向くと、祖母はハンドルを握ったまま、俯いて目を閉じていた。
おばあちゃん寝てる、と思ったのとほぼ同時にクラクションが聞こえた。目の前には交差点が迫っていた。景色が一気に白くなり、夢はそこで終わった。



翌朝、変な夢見たよー!すごい!と笑いながら両親に夢の話を伝えると、サッと両親の顔色が変わった。
予想外の反応に困惑する私に告げられたのは、「隠しててごめん」という謝罪だった。

夢は夢でなく、昔本当に私は祖母の運転で交通事故にあっていた。
両親曰く、私が覚えていないようだし、祖母を嫌いにならないように、無かったことにしたと。
私の眉間の少し上には小さな傷があるが、それも事故の時のケガだと言われた。(それまでは、自分でローテーブルにおでこをぶつけて作った傷だと言われていた。ひどい)

フタをしていた記憶が夢という形であんなにも鮮明に蘇ったのが、自分にとっては不思議で、すごく衝撃的だった。
それからというもの、祖母の運転する車に乗るときは、毎回少し緊張した。
もちろん祖母のことは今でも大好き。

346: 名無しさん@おーぷん 2017/05/16(火)08:03:00 ID:rKN
>>343
人間の記憶って不思議だなぁ
お祖母さんのこと嫌いにならなくて良かった
ごまかすためとはいえ顔の傷の嘘理由が理不尽w

349: 名無しさん@おーぷん 2017/05/16(火)10:07:21 ID:7U8
>>346
傷の理由を曖昧なままにしたり、言わなかったりしたら余計に追及するからじゃないかな
それよりも、事故を起こした後も我が子を祖母の運転する車に乗せる両親の神経が判らんわ



引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その18