464: 名無しさん@おーぷん 21/02/02(火)12:24:48 ID:TE.ui.L1
義父母は子供をそれぞれ連れての再婚同士だった。
夫は義父の連れ子、義妹は義母の連れ子。
再婚した時、夫はもう20代半ばで実家通いの会社員だったが、
家の中に急に女性がふたり増えたのが居心地悪くて社員寮に引っ越したそうだ。



なので義母・義妹とは言っても形の上だけって感じ。
義妹は再婚当時、高卒で就職した19歳だったが
成人式の一ヶ月前にデキ婚して出産後2ヶ月で離婚して
その2年後にデキ婚して半年で離婚している2児の母。
夫とは、そう言うところも合わなかったようだ。

私たちが結婚して2年後、義父母が再婚してからは4年しか経っていないある日、
義父が交通事故で急死した。
亡くなったあと、義父が懇意にしていた司法書士によって
公正証書遺言があることを知らされた。
義父が所有していたマンション(小規模ながら丸ごと1棟&その中の一室が私たちの住まいでもある)
と株と某銀行とゆうちょの預貯金を息子(夫)に相続させると言うもの。
それ以外の部分、別の銀行の預金は義母と夫で折半と言うもの。
義妹とは養子縁組をしていなかった。
その配分の理由について付言事項に説明があったが、息子に継がせるとしていた部分は
夫の実の母親から義父が相続したものだからというもの。
この遺言書に義母と義妹が激しく反発し、裁判を起こすと言い出した。
すると司法書士が淡々と説明。
再婚時に義母には前妻から受け継いだものは息子に継がせることを説明し
了解を得ていると言う念書が存在した。
義母もそれにしっかりサインしてある。
途端にトーンが落ちたが「それでも4年も夫婦やってきたのにそんな!」とか言い出した。
私は部外者なので横で聞いていただけだが、
たった4年の夫婦生活で1500万もの現金を貰って
相続税のかからない死亡退職金も手に入れたんだから十分ではないかと思った。
義妹に至っては、養子縁組と言うものをよく知らなかったのか
母親の再婚と同時に養子になってると思い込んでいたらしく
「最初から私を娘とは思ってなかったってことだ!冷たい男だった!」
と、養子縁組していなかったことを批判していたけど
夫だって義母と養子縁組していなかったのだし、そもそも社会人になっている相手の子供に
養子縁組と言うのもおかしな話だけどなぁ・・・と思ってしまう。
もちろんする人はするんだろうけど、なんにしろ親同士が話し合って
それが妥当だと思ったんだろうから、義父だけ冷たいと責めるのはなんなんだろう?
ちなみに司法書士によると、遺言は5年後の様子次第で書き換えるつもりだったらしいし
生命保険も5年後に受取人の見直しをするつもりだと言ってたらしい。
義父が5年生きていたら、どうしていたのか分からないけど
再婚後に様子見していたのは正解だったんだろうと思う。
なんにしろ、どうにか無事に相続を終えて、彼女らとは完全に他人になったのは
私としては喜ばしいことだ。



引用元: その神経がわからん!その63