引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その30



245: 名無しさん@おーぷん 21/12/01(水)20:31:45 ID:JL.jr.L1
散々仕様の確認を今年度初めにやって「それは絶対にやめた方がいいです」って言って引き伸ばしてた案件があった。
そんな事やったら最後の最後で破綻が目に見えてると貫き通したかったが、日々の説得に疲れて他の案件もあったし「どうなっても知りませんよ」と言ってしまった。
そして営業の私のいないところで素人丸出しな初心者設計で仕様書を外注で提出したプロジェクトチーム。





嫌われてるとは思ったがここまでするとは思わなかった。
外注にしたのも、当社のエンジニアが誰も引き受けなかったから。
呼んだ仕様設計の為の外注営業は「この仕様は素晴らしいですね!」とトドメの発言をしたそうだ。
結果、外注は納期を7月末までに完成予定、から初心者設計が露呈して仕様変更追加予算投資額は3倍以上に。
あとちょっとで5倍に届きそう。
まだ出来上がらないのかと無理矢理納品されたシステムがポンコツ過ぎてまるで使えないから改造&改造の追加予算。
そうこうしてるうちにMicrosoftが似たようなサービスを年間契約で発表。さすがにこの辺でエンジニアの人は察するんじゃないかな。
この案件に乗らなかったエンジニアチームはとっととMicrosoftに乗り換えてこの開発費より安い金額で同じ事をやってるのを見て、社長が乗り込んできた。
今までこの案件に乗らなかったエンジニアチームを馬鹿にしてIT部署解体目前!とか言ってたから、エンジニア部署は忖度なく毅然とありのままに現状を説明したらしい。
そこで責任の拠り所を無くした上司達は私に説明しろと呼び出した。
更新せずにとっておいた3年前の日付の資料データを社長の前で説明してたら、上司達がヒートアップして「何で止めなかった?」「分かってたのに黙っていたって事?」とか言い始めて、イライラしすぎて社長の前で
「だから!!!言いましたよ!!!日付見てください!!これ3年前の資料です!!2年引き伸ばした私のせい??
私がずっとこの問題について解決出来ないならやるべきでないと回答してたのを2年もずっと同じ話をされてきたんですよ私は!!
2年も止めてたのに、それでも私を責めるなんてオカシクナイデスカ?!」
って最早後半は興奮し過ぎて噛みまくりながら叫んだ。
沈黙が降りて、やっちまったと項垂れながら座ったら、社長がボソッと「怒鳴るのはやめた方が良かったね、それだとあなたの方がバカに見えちゃうよ」と言った。
そりゃそうだ…と思いながら「申し訳ございません」と言って全員に謝った。
そして促されて外に出た。仕事やめようかとかこのコロナ禍にどうやってどんな顔して明日から出社しようもう辞めようとドアを閉める数秒間のうちに色々考えた。
ドアを完全に閉めた瞬間に怒号が響いた。

「あんな若い子一人に説明させるのも変だと思ってたが、お前たち自分の部下を守ろうとせずに俺と一緒になってあの子を責めたな!!!」

「このプロジェクトの管理責任者は誰だ!!名乗れ!!名乗れって言ってんだろ!!お前か??お前なんであの子の味方にならないんだ??あ??言ってみろ!!
お前が◯◯さんの代わりに立ってそこで説明するべきだよな?お前舐めてんのか?この場に一般社員呼んだ事がおかしいと思わないのか?思わないのか!!これがお前達の当たり前か!!」

そこまで聞いて、そーっと廊下出た。
ちょっとだけやる気出た。
オフィスに戻って仲良い人達に慰められて、もうちょっとやる気出た。
いきなり上司が変わるなんて奇跡はないと思うけど、社長とコアになるエンジニアチームがまともで、まだこの会社は私が居ても大丈夫な気がする。

仲良い人に話を聞いて貰って言われたけど、「絶対社長はドアのすぐ外に私が居るの分かっててそのフォロー入れたよね」
「部下の前で叱るってうちのコンプラに引っ掛かるけどギリギリ際どいことやってくれたんだね」
「上司達も私が居ること分かってて言い訳出来なかったのも狙ってたと思うよ」
って思い付かなかった事をバシバシ指摘してくれて、明日からどんな顔して出社しようと思ってたけど吹っ切れた。
社長達は上司達を纏めて叱るパフォーマンスの機会が欲しかったのか。それで呼ばれたのか。
役職ない一般社員が社長のいる会議に出席って前代未聞と言われてたから全責任押し付けられると思ってた、肩の荷が降りた。

246: 名無しさん@おーぷん 21/12/02(木)18:49:39 ID:dn.ty.L1
>>245
読んで、スカーッとしたわ。ありがと。

247: 名無しさん@おーぷん 21/12/02(木)20:03:49 ID:RN.8d.L1
>>246
ありがとう。
今日上司に呼び出されて話をした。
私さんには知っといて欲しいんだけど、と前置きされて事の顛末を教えて貰った。
件のプロジェクトを先導してた課長を前からおかしいと思ってた他の上司や先輩達が居たらしく予め周りに説明をして回っててくれたらしい。
そもそもこのプロジェクトは何をしたかったのか?って問題に切り込んでくれてて、私が呼ばれたのは責任云々ではなく別問題の話だった。
今回のプロジェクトの責任者達はちゃんと「私だけの責任ではない」と思ってくれてると思ってたそうだ。
社長は損失額の話がしたい訳でなく、今回の教訓を活かして今後の対策についてまとめたく、
今回は独自のルートで発注が可能だった会社の体制を是正し今後二度と起こらないようにと対策活動をしたかったのが目的だったそうだ。
だから初動の私の話が聞きたかっただけらしい。
それを管理者全員には伝えていたにも関わらず、社長の質問に合わせて部下を追及する管理者の姿を見て「結果論で初動を責める本来の管理職の責任を放棄した醜い姿」として怒ったらしい。
この話をしてくれた上司も、社長曰く「上司の前で俺と同じぐらい大声出すぐらい怒ってたんだから、辛かったんだろうな。辞めようとか考えてると思うからちゃんとこの話しとけよ」とフォローがあったと聞かされた。
今回の件は、プロジェクトチームに自浄作用が見込めないという理由で対策室は別途他のチームを立ち上げて担う事になって
マイナスになったシステムでも使えるようにするまでが計画だから最後までやり切らせる、でプロジェクトチームは役職そのまま人数そのままで続行。
そのフォローにエンジニア部署も加わる事、追加発注は外注にも迷惑だから止めさせる事、
会社総出で損失フォロー、その結果このシステムが全てお蔵入りになるのならその時はその部署に責任を取らせる、でケリがついた。

具体的な部署名や携わっている内容に関してはかなり大きなフェイクを入れてる。
今朝、会社行って針の筵になるかと思ってたけど、「誰もあなた一人を責めてないから安心してね」という空気で迎えてくれた。
心なしか他の部署の人からのメールも優しい。
対策室が来年度の組織図に追加されてたから察してくれたのかな。良かった。

248: 名無しさん@おーぷん 21/12/02(木)23:09:14 ID:Rz.za.L6
>>247
良かったね
どうなるかはらはらして読んでた