引用元:何を書いても構いませんので@生活板114



377: 名無しさん@おーぷん 21/11/06(土)11:29:58 ID:ZW.jc.L1
東北沖地震の影響化を調べていたのだけど。
宮城沖なのに、太平洋沿岸部に属する全ての国で津波が来ていたの知らなかった。
そして地震発生からの津波発生までとても逃げる時間なんて殆どない状況で、日本があそこだけの被害に収まったのは
実は日本は地盤は世界に比べて頑丈な部類で、更に山が多く高台が至るところにあるから逃げられる場所が多かったらしい。





広大な平坦な土地にあるアメリカ、特にワシントンやカリフォルニアは逃げる場所もないから対策しないと日本レベルの被害じゃないそうだ。
太平洋で地震が起きたら、というシュミレーションを見たが、地震発生から1秒も経たないで都市壊滅後、津波が押し寄せていた。
地理学者は「警報は何の役にも立たない。日本のようにテレビのニュースを見て逃げろと指示を受ける間もなく太平洋に接する国々に津波は押し寄せる。気配を感じたらすぐ逃げろ」
原子力の方も、ヘリで水掛けたり消防車が水掛けたりしてたのを意味がないと
あの当時批判がかなり多かったが、実際のところ冷やせるなら何でも良かったので、
全ての電気と交通が止まってる状況でそれをやれたのは奇跡に近く本人たちはそんなつもりはないだろうが、
学者から言わせてみれば「世界中の人を守るという使命感以外にない」と評価を受けていた。

日本の功績は土地だけじゃなくて、田畑を横断するように高速道路があったのがかなり良い意味で影響したらしい。
仙台東部道路は明らかに海側と内陸側で土地の荒廃が異なり、ビルの三階まで達した波は釜石港湾口防波堤のおかげで4割の高さを押さえた。
あと、更に辺境にあった道の駅の数か所がちょうど避難場所になったらしい。津波の翌日雪が降って凍死する人もいる中、それらのおかげで助かった人の数がかなり多い。

あと、仙台空港が壊滅する中、飛行機トラブルがゼロだったのは知らなかった。
その時のパイロットの書記を読んだが、凄い。
管制塔から待機を命じられて、仙台の上で待機。
その後に羽田空港へ行けと言われて、行ったら羽田空港はパンク状態。降りられないと言われて次の指示を受けたら今度は神戸空港。
中部じゃないのか!と向かったら神戸空港もパンクしてて、
燃料も底を尽きかけたところで、機長がすぐに千葉の自衛隊へ受け入れ要請。
そこも既に他の機が埋まってたり、地震の影響でジェット機が止まれるほどの滑走路を用意出来ないと、
管制塔に指示しつつ、もう勘で北海道に向かって独断で片道燃料で北海道に向かってる途中で、在日米軍の横田基地に向かってくれた燃料がまだある別の飛行機のおかげで、何とか新千歳に着陸出来たらしい。
上空に居るからどこが震源地か分からず、北に向かえばいいのか南に向かえばいいのかも判断できず、更に管制塔も混乱していて状況把握するのに時間がかかったそうだ。
すぐに羽田と成田は駄目だと判断してすぐに福岡空港や広島に向かった飛行機があったり、機長の判断力が凄過ぎる…。