引用元: 何を書いても構いませんので@生活板133



806: 名無しさん@おーぷん 23/09/10(日) 21:47:26 ID:sy.wi.L1
散歩中に若い柴犬とすれ違うようになった
いつも初老の女性が爆走する若柴に引きずられるように走ってて
「うわぁ若い柴犬を飼うって大変なんだなー」と思って見てた

ある日その女性が若柴の爆走についていけず派手に転んだ
私が駆け寄って女性の体の砂を払ったり擦り傷の血を拭くためにティッシュを渡したりしてる間
若柴は本当に申し訳なさそうにそばに座ってこちらを見てた
「犬にも反省って感情があるのか」と思うほど、それはもうしょんぼりしてた
その時に犬の名前はリンカちゃんだと教えてもらった
それが5年位前の話




その日以来、リンカちゃんは散歩中に私を見つけると私に向かって突進してくるようになった
遠くから満面の笑みで私に向かって走ってくる
そんなに犬に懐かれたことのない私は嬉しくてひとしきりリンカちゃんをモフりまくる
飼い主さんによると「他の人にはこんなことないんですよー」とのこと
きっと飼い主さんを助けた私に恩と義理を感じてるんだろう
義理でもこんなに懐かれるのは嬉しくて、たまに会えるのを楽しみにしてた

でも3年位前、とある事情で私は散歩ルートを変えた
リンカちゃんのほかに私に懐いてくれる奇特な犬はおらず
毎日寂しく粛々と歩く日々だった

そして今日
ひさびさに以前のルートを歩いたら、リンカちゃんが歩いてくるのが見えた
大人になったリンカちゃんはもう飼い主さんを引きずって爆走することもなく
おとなしくスタスタとゆっくり歩いていたのだが
私に気付くことはなく横を通り過ぎて行った
コミュ障の私は自分から声をかけることもできず
「仕方ないか、もうずっと会ってなかったから私のことなんて忘れちゃうよな」なんて
寂しく思いながら遠ざかっていった

するとしばらくしてズダダダダダという音
振り返るとリンカちゃんが私に向かって突進してきてた!
「リンカちゃん!覚えててくれたの~!」と感激しながらモフりまくる私
おそらく風の向きかなにかで私に気付くのが遅れたんだろうか
以前の私とは服装も髪型も歩く時間帯も全然違うのに、
道に残るにおいで私に気付いて「!!」と振り向いて走ってきてくれたリンカちゃんに胸熱
と同時に何年経ってもご主人を助けてくれたことを忘れない柴犬の義理堅さに感動した
きっと毎日お世話してる飼い主さんとの間には強い強い絆があるんだろうな
犬を飼うっていいな

807: 名無しさん@おーぷん 23/09/10(日) 22:03:10 ID:LR.nb.L1
リンカちゃん可愛すぎる