800: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/21(月) 15:13:27.77 ID:XEMUJFXL
小学生のとき、父が自殺未遂したのが修羅場。


私の家庭は、私が6歳の時、父のDV等で離婚。母が私と4歳の弟を引き取った。
それまでは父の実家で父の両親(=私の祖父母)も一緒に6人で暮らしていたが、
母と私達兄弟がいなくなったことで、実家には父と祖父母が暮らすことになった。
私と弟は2週間に1度くらいのペースで父実家に遊びに行っていたが、離婚後も父のDVがなくなることはなく、よく祖父母に暴力をふるっていた。
父はよく私と弟をいろんな場所に連れて行ってくれたが、私はやはり好きになれなかった。
子どもに暴力はふるわなくても、実の両親を平気で殴り飛ばす人間を実の父親と見るのに抵抗もあった。




それからしばらく経ったあと、小学4年生か5年生くらいのとき。弟はいなくて私一人だけが泊まりに来ていた。
夕食後に父がいつものように発狂。ひな壇の横に置いてあった日本人形の入れ物を割った覚えがあるので2月か3月だと思う。
ひとしきり暴れ、私と祖母が抱き合うように台所でうずくまっていたとき、父がおもむろに包丁を取り出した。
(もしかしたら刺される・・・!!)
恐怖でいっぱいだった私の横を包丁を握り締めた父が通り過ぎ、自室のある二階へと向かおうとしていた。
二階には誰もいない、子どもながらに自殺しようとしていると勘付いた。

長くなりそうなので一度切ります。

801: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/21(月) 15:15:28.42 ID:XEMUJFXL
祖母が「やめなさい、○○(父の名前)!」と体を引きずりながら父に近付くも、父は階段をあがろうとする。
しかしそのとき、騒ぎをききつけた隣の焼肉屋のおじさん(普段からご近所付き合いとして仲良くしている)が玄関にかけつけていた。
階段は玄関のすぐ横にあったため、必然的におじさんの近くを通ることになる。
おじさんは包丁を握り締めた父を見つけ、慌てて父を取り押さえていたと思う、実はこのあたりはあまり覚えていない。
とりあえず父は自殺することはなくそのまま自室へ戻っていき、祖父母は部屋の片付け、私は早々に眠りについた。

それからも父のDVが止むことはなかったが、歳を取るにつれて多少はおとなしくなったと思う、性格は横暴だが。
私はこういうことがあったにも関わらず、相変わらず父実家には通っていた。多分祖父母が心配だったからかもしれない。
今私は成人して遠くで暮らしているためなかなか会えないが、帰省するときは顔を出すようにはしている。
しかし父とは諸事情があり、絶縁とまではいかないけど一切連絡をとっていない。
父実家に行くときも、必ず祖母に父がいない日付と時間帯を聞いてから行っている。
余談?ではあるが、父の性格の横暴さのせいで、親戚も父に寄り付かなくなっているのを弟からの又聞きで耳にした。

とある友人との会話の流れで思い出したので書いてみました、思ったより長くなってしまい申し訳ない。

引用元: 今までにあった修羅場を語れ 7