984: おさかなくわえた名無しさん 05/03/06 10:42:26 ID:GP8J/Dxg
小学生の頃、あんぽんたんで夢見がちだった私は 
小雨の降る中、少女漫画に出てくるような出あいを求めて 
自転車で近所をふらふらしていました。 
頭の中では 
「かっこいい年上の男の人と出あい、公園でお話する」という、
まさに当時、少女漫画の王道ともいうべき世界が広がっていました。 

すると、前方から傘も差さずに自転車を引いている大学生風の男の人が・・・。 
私は、その人の気を引くために、周りを行ったり来たりして 
自分の存在をアピールしていました。 
そのうち 
「この近くに自転車を修理する店はあるかな?」と声を掛けられたので 
舞い上がった私は、漫画の世界での展開を考えながら 
「は、はい。よかったら案内します・・・」と答えました。
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